[北京 7日 ロイター]
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米国を拠点とする人権団体「南モンゴル人権情報センター」によると、中国・内モンゴル自治区で、化学工場による汚染をめぐり抗議デモを行っていた住民に警察がゴム弾や催涙ガスを使用し、1人が死亡、50人が拘束された。
同団体は6日に声明で、内モンゴル自治区の村の住民が、化学工場が農地や放牧地を汚染しているとして抗議デモを行ったことを明らかにした。現場にいた人物の証言によると、警察はデモ鎮圧のためにゴム弾や催涙ガス、放水銃を使用し、1人が死亡したという。
一方、地元政府の当局者は、死者が出たことについて事実確認はできていないと述べ、コメントを控えた。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0X40U720150407