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チベット、モンゴル、ウイグル3民族が中国抗議デモ
世界日本
2009/9/26
「建国60年の歴史は民族弾圧史」
【東京】「中国建国60周年」に抗議するチベット、モンゴル、ウイグルの3民族連帯デモが26日、都内港区六本木で行われた。参加者約300人(主催者発表)が、三河台公園から笄(こうがい)公園まで「チベットに自由を、モンゴルに民主を、ウイグルに人権を」などと書かれたプラカードを掲げ、「言論、教育、宗教の自由を」と叫びながらデモした。
60年前の中国建国前後に中国共産党の軍事侵攻を受けたチベットや南モンゴル(内モンゴル)、ウイグル(東トルキスタン)といった3民族にとって、「建国60年の歴史は、民族浄化と弾圧の歴史」(モンゴル自由連盟党オルホノド・ダイチン幹事長)であり、中国が10月1日に祝おうとしている「建国60周年」に抗議の声をあげた。
同抗議デモでは、スカイブルーの「東トルキスタン旗」やチベットの「雪山獅子」旗、「モンゴル旗」などが翻り、中国で抑圧を受けている少数民族が「中国建国60周年」を契機に結集した形となった。参加団体は「日本ウイグル協会」や「チベット問題を考える会」、「内モンゴル人民党」、「モンゴル自由連盟党」など11団体が“一道”に会した。
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