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良心の囚人の完全なる解放を求める決議文

2011.03.05
Tokyo,Japan

[良心の囚人を救え!]-中国共産党の人権弾圧の実態

我々は、すべて人は生まれながらにして等しく尊重され、安全な生活を保障されると
ともに、自由に見聞を広げ、自己の思想を表現し、神仏を信仰し、仕事を選び、家庭
を作り、自国の政治に参加する権利を有すると考えている。
長い歴史の試練を経て、この人権思想は磨き上げられてきた。その結果として、今日
では多くの国々の憲法の中に人権尊重が謳われ、その原理を守るために民主政体が採
用され、多くの人々がその恩恵を受けるようになった。

一方、中国、チベット、東トルキスタン、南モンゴルにおいては、いまだに中国共産
党に批判的であることを理由とする拘束、軟禁、投獄、拷問があいついでいる。政権
に批判的な人々が弾圧されるということは、政府が私物化されているということに他
ならず、その社会に人権保障機能が存在しないことを意味する。

このことは他の国々の人々にとっても決して他人事ではない。
人権とは、憲法や法律によって与えられるものではなく、人が人として存在する以上
当然に有しているものであるから、他国における人権侵害であるからといって、それ
を黙認すれば人権思想の根本原理を歪め、我々自身の自由の基礎をも揺るがすことに
なる。
原理は人々によって支持され、擁護されることにより、はじめて原理たりうるのであ
るから、原理の歪みを看過することは思想の無力化につながる。すなわち、今後も
我々の人権が尊重され、我々の子孫も同じように自由を享受できるようにするために
は、我々自身が絶え間なく人権思想を支持し、擁護して行かなければならないのであ
る。
したがって、中国における良心囚の問題は、我々に突きつけられた一つの試金石であ
り、ここで我々がいかなる態度をとるかが時代の分水嶺となる。

近年、中国の目覚しい発展に自信を持った中国共産党指導層は、いまや堂々と人権侵
害を行うようになり、まさに人権思想と真っ向から対峙しようとしている。
彼らは人間の利己心につけこみ、貪欲な者には快楽を、臆病な者には恐怖を与えるこ
とで籠絡し、支配しようと躍起になっている。残念ながら自由主義諸国においても、
すでに多くの政治家、財界人、言論人らが、経済的利益に目がくらみ、あるいは軍事
的脅威に恐れおののいて中国共産党の前に膝を屈し、人権思想と民主政体に背を向け
てしまった。

しかし、最近の世界情勢は、不公正な独裁体制が永続しないことを証明している。自
由を求めて立ち上がる人々の声が、チュニジアに起こり、エジプトを経て、他の中東
諸国に拡大し、独裁者達を次々と権力の座から引きずり降ろしている。中国でも、
戒を強める中国共産党政権によって数多くの市民が拘束されるという事態が起きてい
る。
そこで、我々は中国の民主化を求める人々への支持を表明し、彼らと連帯して闘うこ
とを改めて決意し、中国共産党指導層に対して次のことを要求する。

一、劉曉波氏、ハイレット・ニヤズ氏、ドゥンドゥプ・ワンチェン氏などの良心の囚
人を即刻釈放するとともに、彼らの完全なる自由を回復せよ。
一、ハダ氏およびその家族の完全なる自由を即刻回復せよ。
一、2011年の2月20日に、中国ジャスミン革命の呼びかけに応じた人々および事前に
何らかの拘束を受けた人々を全員、即刻釈放するとともに、その完全なる自由を回復
せよ。

さらに、全ての中国共産党員に呼びかける。これ以上、悪徳と不正に協力すること
を止め、中国、チベット、東トルキスタン、南モンゴルの各地域において平和的に民
主化を実現し、人々の人権が保障される社会を建設するために尽力されたい。

2011年3月5日


シンポジウム「良心の囚人を救え!」-中国共産党の人権弾圧の実態- 参加者一同
内モンゴル人民党、日本ウイグル協会、チベット問題を考える会、民主中国陣線、南
モンゴル人権情報センター、チベット百人委員会、モンゴル自由連盟党、日本チベッ
ト友好協会、南モンゴル応援クリルタイ

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