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人民解放軍が6月にデジタル部隊を編成して軍事演習
DZネット
2013年6月2日
Ellyne Phneah
人民解放軍(PLA)は来月、実際のサイバー戦に対応するため、デジタル・テクノロジーを装備した部隊を投入して初めて軍事演習を行う。
新華社が人民解放軍参謀局の発表を引用して水曜日に報道したところでは、同軍は、デジタル・テクノロジーを使用する部隊を含む戦力の新しい部門をテストするという。
これは人民解放軍の初めての演習で、「デジタル化部隊、特殊部隊、陸軍空軍と電子部隊」を含む戦力を組み合わせることに焦点を当てていると、同局が言及した。
演習は6月後半、中国最大の軍用地である内モンゴル自治区のジュリヘ訓練基地で行われると、同局が伝えている。
演習には北京軍区の部隊と共に8人の軍事専門家が参加する予定である。
内部演習以外に、中国は米国とサイバー戦ゲーム(超大国のどちらかが他方からターゲットにされていることを察知した場合に突発的な軍事的緊張を避ける目的でデザインされている)を4月に実施したと報告された。
そこで、米国に対する多数のサイバー攻撃に中国がどのように責任を負うかに関する定期報告があった。例えば、2月、セキュリティ会社のマンディアント社は、米国企業に対するサイバー攻撃の大部分は人民解放軍に責任があると主張する報告書を発表した。しかしながら、中国政府は、IPアドレスが中国のものであるかどうか十分に信頼がおけないため、主張を裏付けられずクレームを却下した。
(原文)http://www.smhric.org/news_486.htm