SMHRIC |
2014年3月25日 |
ニューヨーク |
南(内)モンゴルの著名な政治犯ハダと妻のシンナが撮影された以下の写真は、南モンゴル人権情報センター(SMHRIC)によって入手され、初めて公開されるものである。ハダは、中国当局によって1995年に逮捕され、1996年「国家分裂及びスパイ活動」の罪で懲役15年を言い渡された。2010年12月10日に刑期を終えたが、中国当局はいかなる法的根拠なしに彼を収監し続けているだけでなく、シンナを「非合法ビジネスの営業」、息子のウイレスを「麻薬の不法所持」というでっち上げの罪によって拘束した。ハダは現在、南モンゴルの首府フフホト郊外の秘密刑務所に収監されている。当局のひどい拷問、非人道的な扱い、収監の継続にもかかわらず、ハダは自分と家族を虐待したことで、内モンゴル自治区警察庁を含む南モンゴルの中国当局を告訴しようと決心した。シンナは16か月間勾留された後、同じ罪で懲役3年(執行猶予5年)を言い渡された。息子のウイレスも2010年12月から1年近く勾留された後、フフホトの自宅において「住居監視」(自宅拘留)を言い渡された。
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ハダはいまだフフホト郊外の秘密刑務所に収監されたままである。これは2010年12月以降のハダの初めての写真である。(写真提供:SMHRIC、2014年3月)。
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シンナは自宅前のカメラの監視下にある(写真提供:SMHRIC、2014年3月)。
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シンナとウイレスは自宅拘留である「住居監視」下にある(写真提供:SMHRIC、2014年3月)。
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シンナは、アパートで「住居監視」下にあり、移動の自由はかなり制限されている(写真提供:SMHRIC、2014年3月) 。
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シンナは自宅前のカメラの監視下にある(写真提供:SMHRIC、2014年3月) 。
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様々な監視カメラがシンナのアパートの前に設置されている(写真提供:SMHRIC、2014年3月) 。
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フフホト郊外にある青い屋根・二階建ての建物が「黒い刑務所」と呼ばれるハダの収監されている秘密刑務所である(写真提供:SMHRIC、2014年3月)。 |
ハダが収監されている青い屋根・二階建ての建物を近くから撮影した写真(写真提供:SMHRIC、2014年3月)。 |