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南モンゴルの亡命者がスウェーデンでデモ
南モンゴル人権情報センター
2006年5月3日
ニューヨーク
去る5月1日、南モンゴルからの亡命者、内モンゴル人民党のメンバーらが、中
国の南モンゴル占領59年をアピールするため、ストックホルム市でメーデーのデ
モ行進に加わった。
デモは、現地時間午後2時に始まり、参加者は内モンゴル人民党旗や「自由内
モンゴル」「ハダを解放せよ」「私たちの土地を返せ」「私たちに自由を返せ」
などの幟を振りながら、中国政府の59年に及ぶ南モンゴル植民地支配を激しく批
判した。
内モンゴル人民党は、文化大革命時の「新内モンゴル人民党」から命名され、
1997年、内モンゴルから亡命した反体制派によってアメリカ合州国で設立された。
同党のミッションは、民主主義と平和的闘争の原則を堅持し、中国共産党の内モ
ンゴル支配を終わらせ、究極的には内モンゴルの独立を達成することにある。国
際的援助を幅広く得、海外の南モンゴル・コミュニティの活動をいっそう支援す
るため、同党は本部を合州国から日本に最近移転した。
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