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出版されてからわずか三日間で、散文詩集-「頑石無言」が当局に没収された
 
 

2007年10月22日の夜、南モンゴルのジリム・アイマッグ(今の通遼市)で、教師のホーチンフ(高玉蓮)さんの作品-「頑石無言」と散文詩集が当局に非法的没収された。

散文詩集は10月18日に出版され、わずか三日間になっていた。この作品はホーチンフさんが長い間勤勉に書きあげた42篇の記事やリリカルを含め、旅行記、懐旧、環境保全及び生活感想などを書き込んだ作品であった。本に書かれた文章の半分以上は既に雑誌や刊行物に公開的掲載された作品であった。ヒューマニティー的思想はこの作品の主な命脈だ。作品の内容から見ると中国政府の提唱している文化的敏感度には行かなかった。

最初は6月に内モンゴル文化出版社に投稿し、本社から内モンゴル新聞出版局に出版する報告を出したが、新聞出版局側は原稿審査もせずに拒絶した。内モンゴル新聞出版局はこの事に対して内容的じゃなくて、人柄に対して厳密な態度だった。その後、作者は別の初稿-「石心樹」を整理し、遼寧省の阜新市阜蒙県に行って組版したが、印刷時に阜新市国家安全局からの干渉を受け、うまく行けなかった。その後、9月2日に遼寧省の章武県にいる友達に頼んだが、10月17日に通遼市国家安全局の人達が章武県に追及し、「石心樹」の組版を没収した。その一方、作者は「頑石無言」を国際書籍許可証と共に別の印刷会社に頼んで、18日に出版された。

作者は10年頃劣悪な生活条件に暮らしつつ、家庭の電話も監視されている可能性が高く、外出度にも監視されている。7月に、外国へ行くパスポートを申請したが、当局から拒絶された。18日、作者は出来上がった本の一部を姪の家に置き、一部を通遼市モンゴル学校の先生の家に隠した。その間、中国共産党の17回大会を行っている時期にあって、「頑石無言」を公開的発行していなかった。10月22日の夜、姪の家に知らない人達が非法的侵入し、姪を連行し、1時間後には姪と一緒来て、置いていた全ての本を没収した。その同時にモンゴル学校の先生の家にも同じ事行って、全ての本を没収した。この事については二つの法律的疑問がある:

1、姪を連行する時、所謂「伝喚証」を見せなかった、捜査を行う時も「捜査証」を見せなかった。これらは中国の法律手順にあえない。

2、本を没収する時、当局と作者との間は相談や質問した事はなく、強盗的行動だった。この事は作者の出版権や私人財産権にひどく侵犯した。

なぜこのような事を行ったのか?上に書いているように、本に書き込んでいる文章の半分以上の作品は既に公開掲載された内容であり、中共の文化や思想をコントロールする「底線」を越えていなかった。通遼当局はなぜこのような恐れ入るのか?原因は、作者は1995年に内モンゴルで行った「南モンゴル民主連盟」の民族運動のメンバーであって、その後に収容所に入られたり、数限りないに「伝換」されたり事がある。職場(通遼市教育処)では職名も給与されなく、給料も同じレベルの職員より半分ほど少ない事でありながら各種の社会活動に参加する事にも権限がある。例え、今年の夏、モンゴル国へ旅行するためパスポートを申請したが、拒否を受けて、通遼市ホルチン区裁判所に行政訴訟した。その結果、裁判所は要訴追事件として提起しなかったものの、「不立案通知」も与えなかった。

いまのところ、作者の骨が折れて書き、借金で出版した1000冊の「頑石無言」はこんな不遇な事になり、なにの返事もなく、どうしようもない。今まで通遼市公安局と安全局は作者と正式にあった事はない。この後、何事が行うかまだ分からなく、モンゴル学校の先生らもこの事件に巻き込まれ、連絡も出来ない状態である……
 

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