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南モンゴルの牧民数十人が警官から暴行を受け逮捕された

   

RFA

201443
 
 
 

2014331日、バヤンノールで抗議する牧民が警官と衝突(写真提供:SMHRIC

 

 
   

地元住民および米国を拠点とする人権団体によると、中国当局は先頃、問題の多発する南モンゴルで抗議行動した牧民と警官の間で衝突が起こり、40人近くを拘束したという。

複数のニュースソースによれば、南モンゴル西部のオラド(烏拉特)前旗と後旗の牧民100人余りが月曜日、放牧権を失ったことに対する補償金が十分でないことに抗議するためバヤンノール市政府前に集まった。
 ニューヨークを拠点とする「南モンゴル人権情報センター(SMHRIC)」によると、少なくとも39人の牧民が逮捕・勾留され、抗議行動中に警官からひどい暴行を受けて数十人が入院したという。

抗議グループの話では、先週には同様の抗議行動が2つ続いた。一つは内モンゴル自治区首府フフホト市でオラド中旗の牧民によるもの、もう一つは同自治区東部においてである。
 

「政府が補償金や補助金を払ってくれないので、月曜日に私たち牧民は30人ほどでバヤンノール市政府に抗議に出かけたのです」とオルガマルと名のる牧民が語った。
 「ところが、政府はこれに取り合わず、私たちと話し合いももちません。それどころか、私たちを取り締まるために警官を派遣したのです」

オルガマルは、年老いた母親がバヤンノール市に勾留されている牧民の中にいるのだと語った。
 「母が勾留センターに拘束されて数日になります。母は冠状動脈の病気をかかえており、高血圧です」と、彼女は火曜日にラジオ・フリーアジアのインタビューに答えた。
 「政府は私を母に会わせず、もう45日が過ぎました」
 数十人の警官が抗議する人々に対して警棒で暴行したと、オルガマルは語っている。
 「腕や脚が折れたり、頭を強く殴られたりした人もいました」

電話に出た政府の職員は、事件についてコメントを避けた。
 「事件に関する記録がないので何もわかりません」と職員は答えた。
 木曜日の勤務時間が終了するまで、職員は市役所への問い合わせの連絡をはぐらかし、一方で、市長のホットラインに答えた職員も詳細を知っていたが答えることはなかった。
 バヤンノール市警察へ何度電話をかけても、木曜の勤務時間中には全くつながらなかった。
 

環境破壊

牧民の話では、地元当局は過放牧による環境破壊を批判し、資源豊かな草原から牧民を排除する口実として「禁牧」などの「環境保護政策」を実施している。
 先のオルガマルによれば、市政府は彼女の家族が家畜を放牧していた1000畝(=67ヘクタール)余りの草原に対する禁牧とその他環境政策のために出た損失の補償として20万元(=32,200米ドル)以上を家族に支払うべきである。
 「政府はこのお金を払うために自らの予算を使うべきですが、使い込みなどによって全く支払われていないのです」と彼女は語った。
 牧草地は地元役人によってすでに売却されてしまっていると彼女は語っている。
 「政府は、中国のほかの地域の漢人にそれを売却してしまったのです。そして、鉱山開発を進めています」と彼女は言った。

 オラド中旗の住民ユケはラジオ・フリーアジアのインタビューに答え、「内モンゴル自治区首府フフホトに行って抗議を続けている住民もいますが、フフホトの役人は住民に会うことを拒んでいます」。「私たちはそこへ行ったけれども、役人はそこにいない。党書記もいない。旗長もいない。会ってくれる人は誰もいないのです」とユケは語った。

フフホトとヘシクテンでの抗議行動
 

SMHRICによれば、李克強首相の内モンゴル自治区訪問が始まると、32628日、オラド中旗の住民100人以上がフフホトで抗議行動を起こした。

抗議グループによれば、住民は当局に対して非合法な土地の収奪をやめ、牧草地を地元牧民に返し、中国の鉱山業者と農民による草原の破壊をやめるよう要求している。
 抗議を収拾するため、数百人の武装警官とオラド中旗警察当局が動員され、デモ参加者全員が強制的に自宅に帰されとグループは語った。

「旗の地元警察によって増員された特派武装警察は、内モンゴル自治区政府庁舎の前で私たちを取り囲みました」と牧民がSMHRICに語った。
 「彼らは昨日、私たちの要求には何ら答えることなく、私たちを強制的にパトカーに乗せて自宅に帰しました」

SMHRICによると、同日、同様の抗議行動が内モンゴル自治区東部のヘシクテン旗で発生した。
 「ヘシクテン旗ダルハン・ソムの牧民200人が内モンゴル大唐国際煤制天然气公司事務所前に集まった」とグループが語っている。
 牧民らは、北京ガスと大唐公司が大量の有毒な産業廃棄物を何の処理もせず草原に直接捨てていると主張している。
 「私たちの牧草地が産廃の捨て場になっているばかりか、かつて澄みきっていた青空も厚い黒煙で覆われてしまったのです」とダルハン・ソム住民はSMHRICに語る。
 「これらの中国企業によって買収された政府役人たちは私たちの不平を解決する意思などないのです」と彼は語った。

 
ラジオ・フリーアジアの普通話サービスのためにシン・リンが、広東語サービスのためにハイ・ナンがそれぞれ報告。英訳は、ルイセッタ・ムディエが担当した。

(原文)

http://www.rfa.org/english/news/china/inner-mongolia-04032014170119.html#.Uz3lWvG_tDo.facebook

 

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