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もう一人のモンゴル人が“分離主義者”の疑惑で逮捕

2008年8月2日
SMHRIC
南モンゴル人権情報センター訳

 

2008年の7月29日、中国当局はオリンピック直前の取り締まりとして、南(内)モンゴルで35歳のビジネスマンのブリルドグン氏( Burildguun )をモンゴル将棋の試合に参加中にエウェンク旗(ホショウ)(中国語で“E Wen Ke Qi” ) の安全当局が海外の分離主義者との関連の疑いで逮捕した。ブルリドグン氏は妻のサラナー(Sarnaa)と一緒に南モンゴル東部のフルンベール盟の新バラグ右旗の首府アラタンエメル(Altan Emeel)市内で“Toonot Nutag モンゴル民芸品店”を経営していた。

逮捕の経緯を解明するため南モンゴル人権情報センター(SMHRIC)がサラナーに電話でインタービューをした。その詳しい内容は以下の通りである:

私の名前は Sarnaaと申します、主人の名前はBurildguunで、35歳です。私たちは新バラグ右旗の首府Altan Emeel市内で二つの民芸品の店を経営しています。店名は両方とも“Toonot Nutag モンゴル民芸品店”と言います。私たちはモンゴル音楽のCD、本と民族芸術品を売っています。

2008年の7月29日の午後6時ごろ、にエウェンク旗の安全局から私に電話がかかってきて、同日の午前10時ごろにモンゴル将棋の試合に出席中の主人を逮捕したことを通告しました。私は主人を逮捕した理由について聞いたら、それは‘秘密’だと答えました。その電話が主人にかわり、主人は私と話しました。明らかに、主人は安全局に身柄が拘束されています。電話で、主人が自分の拘束された原因についても分かっておらず、何の罪も犯していないと私に言いました。

次の日の11時頃に4人組が私の店に入ってきました。二人がハイラル(Hailar)市の安全局から、二人がAltan Emeel市の安全局から来たそうです。彼らが身分IDを見せてから、私に店を閉め、携帯電話の電源を切るように命令しました。そして3時間にわたり、私の店を捜査した後に、二つのコンピューターハードデイスクと私たちのパスポートを没収しました。私は主人が逮捕された理由を聞いたら、彼らは答えを避け、‘逮捕には十分な証拠がある’と返答しただけでした。

そして私を訊問し始めました。彼らは主人が内モンゴル人民党とそのメンバーたちと何の関係があるかについて聞きました。私が文化大革命中の何万のモンゴル人が虐殺された人民党事件は知っていると答えたら、彼らに‘協力的ではない’と非難されました。彼らが私たちのパスポートを細かく見た後に、モンゴル国にたくさん行った原因を聞きました。私は店で売っている民芸品をモンゴルから輸入しているから行ったと答えました。彼らが笑いました。またどうして北京に行ったか、そこでモンゴル人と会ったかと聞かれました。私が北京に行くのが何の悪かったのかと彼らから反問したら、彼らは答えを避け、「あなたたちがハルビンに行ったことがあるか」と聞きました。ハルビンに行くのがまた何が間違ったのかと私は反問しました。そしたら安全局の秘密警察たちは私に、‘あなたたちがハルビンのどのホテルに泊まったか、何をやったか、誰と会ったかをすべて知っている’と告げました。私にはとても大きい衝撃でした。なぜなら安全当局が私たちのすべての行動を監視していました。

彼らが“内モンゴル人民党”についてしつこく質問しました。彼らによるとそれは‘国家を分離することを企んでいる組織’だそうです。またモンゴルで政治亡命している人の名前を私から聞きました。また主人が内モンゴル人民党と関係があるかどうかについて質問しました。主人がそれと何の関係もないと言ったら、私を彼らと協力してないともう一回非難しました。もし私は主人を内モンゴル人民党と関係があると言ったら、安全当局は主人が無実でも、彼を有罪にすると思います。

最後に彼らは私をこう脅かしました:“もしこのことをほかの人、特に外国のメデイアに言ったら、夫はそれに高い値段を払うことになる。あなた、あなたの家族とこの店も高い値段を払う”。彼らは私に今回の事件を外に漏らさない約束をするように要求しました。私はその約束をすることはできないとはっきり答えました。“何の証拠もないのに主人を拘束し、また私の言論の自由も奪うのですか”と反論したら、彼らまた私を‘協力してない’と責めました。

安全局の人たちが私の売っているモンゴル語の本を指し、“これを売っていることは、あなたたちが不満な民族感情を持っている証拠だ”と言ったら、私は、“私は自分の民族を愛しています、もしそれが有罪であれば、主人だけでなくすべてのモンゴル人がみんな有罪になるの\ではないですか”と反論したら彼らが非常に不愉快になり、“あなたは自分の将来を無駄にしないでほしい”と脅かして店から出ていきました。

今私はコンピューターもないし、主人がどこに監禁されていることすら知りません。

Sarnaaさんは 今世界各地の人々の助けが必要となっている。人々は中国当局に圧力をかけ、 Sarnaa さんの主人の解放を呼びかけて頂きたい。

Sarnaaさんを携帯電話の008613847026747か、自宅の0086-470—6463027で連絡することができる。

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